六本木・青山・赤坂、白金台、汐留周辺の美術館巡りに役立つ、港区の美術館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。人気の高い美術館が集結するエリアなので丸ごと一日美術館巡りが楽しめます。
カテゴリー
六本木・赤坂
青山
白金台・三田
汐留
アート・トライアングルを結成する国立新美術館、森美術館、サントリー美術館など芸術鑑賞を堪能できるエリアです。月曜日に開館している美術館や、ショッピングや食事を楽しめる複合施設に入る美術館もあり多様な楽しみ方ができます。
コレクションを持たず、国内最大級の展示スペースを生かした多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及等、アートセンターとしての役割を果たす新しいタイプの美術館。透明で大波のようにうねるガラスカーテンウォールが特色の建物は黒川紀章の設計。
▲
京都の泉屋博古館の分館として、旧住友家麻布別邸跡地に建てられた、都心にありながら緑が豊かで落ち着いた雰囲気の美術館。日本画、西洋画、陶芸、茶道具などを所蔵し、常設展示は無いが、テーマに合わせて展覧会で展示している。
六本木ヒルズ・54階建て森タワーの最上階に位置している。現代アートを中心に、ジャンルを超えた多様な展覧会や研究、教育普及活動を通して、多くの人たちに開かれた美術館のあり方を提案している。
六本木ヒルズ森タワー52F展望台と同じフロアに位置するギャラリー。ファッションやシネマなど身近なテーマから歴史的な名画など、幅広いジャンルの展覧会を開催している。
『生活の中の美』を基本理念とし、1961年東京・丸の内に開館、2007年に六本木・東京ミッドタウンに移転した。
収蔵品は、絵画、陶磁、漆工、染織など日本の古美術から東西のガラスまで、国宝1件、重要美術品21件を含む約3,000件に及ぶ。常設展は無く年間約6回の企画展を開催している。
▲
デザインの視点からさまざまな発信、提案を行っていく場として、三宅一生が創設者となり東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内に作られた施設。日常をテーマにした展覧会を中心にトークやワークショップを行っている。展覧会のディレクターを多くのデザイナーが務めている。
設立者であり現代陶芸のコレクターであった菊池智のコレクションを母体に、現代陶芸の紹介を目的として、2003年に開館。富本憲吉、八木一夫、加守田章二、藤本能道、鈴木藏、栗木達介など、名だたる作家の作品を主に所蔵。展覧会では現代陶芸を中心に、優れた造形作品を紹介している。閑静な高台にある美術館で、館内には篠田桃紅の作品が常設展示されている。
明治、大正期の実業家大倉喜八郎が1917年に設立した日本で最初の私立美術館。The okura tokyo に隣接し、ホテルとともに2019年9月にリニューアルオープン。日本、東洋の古美術品や日本の近代絵画など、国宝や重要文化財を含む約2500件を所蔵し企画展で公開。さらに、建物は国の登録有形文化財に指定されている。
その他の文化施設
入館無料
虎屋 赤坂ギャラリー(東京都港区赤坂)
和菓子屋「とらや」の赤坂店地下にあるギャラリー。長年にわたり伝えられてきた菓子の見本帳や古文書、古器物などを保存し、様々な菓子資料を収集する「菓子資料室 虎屋文庫」の収蔵品を、菓子をテーマにした企画展で公開している。
入館無料
NHK放送博物館(東京都港区愛宕)
ラジオから始まりテレビへと進歩、発展してきた放送をテーマにした専門ミュージアム。放送機器や番組の台本をはじめとした、放送の歴史に関する資料35,000件を収蔵。
東京シティビュー(東京都港区六本木 )
六本木ヒルズ森タワー52階にある展望台で、天高11メートル、全面ガラス張りの開放感あふれる屋内展望台。富士山までも見渡せる東京ならではの大パノラマを楽しめる。また、スカイギャラリーでは随時景色と融合した魅力的な展覧会を開催している。
観光、商業施設
六本木ヒルズ(東京都港区六本木)
買物、食事、芸術、映画、宿泊が楽しめる複合施設。森美術館は六本木ヒルズ・森タワーの最上階に。
東京タワー(東京都港区芝公園)
150mと250mの2つの展望台があり、東西南北の全方位から壮大な東京の景色を楽しめ、1階から5階にはショップやアミューズメント施設、飲食店などが入っている。景色を楽しみながら昇れる約600段の「オープンエア外階段ウォーク」も人気。
無料で楽しめるアート!
無料で入館できる施設や、学生、シニアなど条件によって無料になる場合、さらに入館しなくても見られるアートなどをご紹介。
→中学生以下無料
→中学生以下無料
→中学生以下無料
→中学生以下無料
洗練されたファッションの街であり個性的な美術館のある文化の街でもある青山エリアです。街を散策しながらアートを楽しむのもおすすめです。
絵画、 書跡、彫刻、陶磁、漆芸、金工、木竹工、染織など、東洋古美術品を多岐に渡り収蔵し、国宝、重要文化財等も多数みられる。茶の湯の道具と仏教美術品はことに充実している。施設内の広大な自然味の深い庭園の散策も楽しめる。
2020年10月に南青山に開館した美術館で、ピカソの許可のもと厳重に管理・制作された「エディション」と呼ばれるセラミック作品約500点を中心に、地下1階の企画展示室と2階の常設展示室で公開している。1階にはヨックモックグループのカフェも併設。
記念館は、坂倉準三が設計し、岡本太郎がに84歳で亡くなるまでアトリエ兼住居であった。絵画、彫刻、太陽の塔をはじめ巨大なモニュメントや壁画など、あらゆる作品の構想を練り、制作した場所である。
江戸時代後期に創業した紅を製造・販売する紅屋「伊勢半本店」が運営する資料館。化粧道具、装身具、錦絵・版画類、文献資料など「紅」に関する史資料を収蔵。常設展示では、紅花の生産・流通から紅づくりの様子や紅にまつわる習俗などの展示と、日本の化粧の歴史を紹介している。さらにテーマを設定したミニ展示を年間3~4回程行っている。
▲
無料で楽しめるアート!
無料で入館できる施設や、学生、シニアなど条件によって無料になる場合、さらに入館しなくても見られるアートなどをご紹介。
→中学生以下無料
隣接する目黒区の東京都庭園美術館などとも近いので歩いて美術館巡りを楽しめます。
昭和8年朝香宮邸として建てられたアール・デコ様式の建物を美術館として公開。2015年(平成27年)に国の重要文化財に指定された。広大な緑溢れる庭園に囲まれ、ガラスのレリーフや手すりのデザインなど、室内装飾や建物自体がすでに美術品。4月の庭園は毎年数多くのお花見客で賑わう。2014年11月22日リニューアル・オープン。
▲
1964年開館の畠山記念館が、2019年3月に改築工事のため長期休館し2024年3月に新館竣工、2024年10月5日に荏原 畠山美術館と名称変更し開館。旧畠山記念館の約3倍に拡張され、3フロアの展示室と最新設備を備えている。茶の湯の美術館として親しまれてきた同館の収蔵品は、創立者畠山一清が蒐集した美術品を中核とし、国宝6件、重要文化財33件を含む1300件に及び、茶道具を中心に、書画、陶磁、漆芸、能装束など多岐にわたる。年4回の展覧会毎に展示品を替え公開。
古代オリエント美術、ヘンリー・ムア等の現代彫刻、ガンダーラ・インド彫刻を常設展示。2階展示室では洗練された鑑賞陶磁コレクションとして世界的に知られている東洋陶磁を企画展を通し常に展示紹介。また日本絵画、ヨーロッパ近代絵画も定期的に企画展を開催。
慶應義塾大学附属の研究センターで、舞踊家 土方巽をはじめ多様な芸術系アーカイブ資料を所蔵。三田キャンパス正門の向かい南別館1 階にある慶應義塾大学アート・スペースが常設的な展示施設となっており、アート・センター所管のアーカイヴに関連する展示や慶應義塾所蔵の美術作品の紹介展示、各種研究所や研究グループの成果発表展示など多岐に渡る展示企画を開催している。
慶應義塾の大学ミュージアムとして慶應義塾大学三田キャンパス東別館に2021年4月グランドオープン。慶應義塾が長い歴史の中で蓄積してきた、美術、考古、文学、歴史、医学など多様な領域に渡る文化財コレクションと、その背後にある教育・研究活動をつなぐ「ハブ」となるミュージアム。3階の展示室で企画展を開催している。また、2020年度をもって閉館したセンチュリーミュージアムの運営財団から「センチュリー赤尾コレクション」の多くの美術品が慶應義塾に寄贈されている。
海へのいざない」をテーマに生き物から食品まで、幅広く展示する施設。別館の鯨ギャラリーではセミクジラとコクジラの全身骨格を展示している。
東京の中心部にありながら、今なお豊かな自然が残り「天然記念物及び史跡」に指定されている森林緑地。落葉樹や常緑樹が広がる園内は、ウォーキングや、四季にわたって様々な草花や昆虫などの生きものを身近に観察ができる。
その他の文化施設
入館無料
福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館((東京都港区三田/慶應義塾三田キャンパス内 慶應義塾図書館旧館2階))
福澤諭吉の生涯と慶應義塾の160年の歴史を通して、近代文明を考える歴史博物館。常設展示のほか、企画展示室もあり、年に数回、特別展も開催。
明治学院歴史資料館(東京都港区白金台/明治学院白金キャンパス内 明治学院記念館1階)
明治学院と学院の設置する諸学校の歴史や人物、建物などの資料を所蔵し常設展示や企画展示などで公開している。建物は港区指定有形文化財となっている。
入館無料
味の素食の文化センター(東京都港区高輪)
約40,000冊を所蔵する食の専門図書館として、明治から昭和前半の図書・雑誌などから新刊本まで閲覧できる。同センター2階には「食文化展示室」があり、コンパクトながら江戸時代の食に関連する錦絵や、料理書に基づく再現料理のサンプル、食をテーマにした企画展などが観覧できる。
物流博物館(東京都港区高輪)
日本通運及びグループ企業の博物館で、文書、美術工芸、実物、写真、映像などの資料を収蔵し、江戸時代から昭和までの物流のあゆみの展示やジオラマとともに現代の物流の仕組みを紹介している。
無料で楽しめるアート!
無料で入館できる施設や、学生、シニアなど条件によって無料になる場合、さらに入館しなくても見られるアートなどをご紹介。
→高校生以下無料
→入館料無料
→入館料無料
→65歳以上、高校生以下無料
旧新橋停車場や劇場、ミュージアム、オフィスなどが集まる巨大複合都市の汐留エリアです。
パナソニック東京汐留ビル4階に位置する美術館。フランスの画家ジョルジュ・ルオーの油彩や版画作品約260点を所蔵し、常設展示と企画展を開催。また「建築・住まい」「工芸・デザイン」をテーマに企画展を開催している。
▲
江戸時代から現代まで約33万点の広告資料を収蔵する、日本で唯一の広告博物館。カレッタ汐留の地下2階に位置し、入場は無料。常設展示では江戸時代から現代までの日本の広告の歴史などを紹介。他に国内外の広告賞展や特別企画の展示などを開催。
その他の文化施設
入館無料
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室(東京都港区東新橋)
日本の鉄道開業の地である汐留の歴史を紹介するとともに、明治期に日本の近代化を牽引した鉄道の発展と影響を、様々な事物を通じて見られる展示室。常設展示のほか企画展も開催。
無料で楽しめるアート!
無料で入館できる施設や、学生、シニアなど条件によって無料になる場合、さらに入館しなくても見られるアートなどをご紹介。
→中学生以下無料
→入館料無料
エリアで選ぶ